4−4(6) ローカル線(北海道)
1983年8月 北海道全土のりある記(ローカル線編 その1)
 
 中3の夏休み、2週間有効の北海道ワイド周遊券をフル活用し、宿(YH)3泊他は車中泊の強行スケジュールで北海道内すべての国鉄線を乗りつぶしに行った。
 
根室本線の混合列車編からつづく
8月16日 晴
 
 6:22稚内着、防波ドームや最北端の線路を見に行った。その後、途中下車しながら浜頓別へ。興浜北線終点の北見枝幸には12:30着。夏休み中で賑わっていたので名物のキタキツネには会えなかった。名物その2のホタテ入場券5枚を購入しバスに乗り興浜南線と乗り継ぐ。朝からずーっと左手に海を望んでいる。湧別まで行き今日の予定終了、中湧別の駅前食堂味の道でチキンライス550円を食べた、美味かった。紋別19時着、30分近く歩いてYHへ。風呂に入りさっぱりして22時半就寝。
 
稚内駅
最北端の線路
 
 
防波ドーム
 
飛行場前仮乗降場
 
四号線仮乗降場
 
中湧別駅
キハ40他
 
8月17日 曇
 
 6時半起床、朝メシは薄い鮭・キンピラなどだが350円なのでまずまずだ。また30分ほど歩き駅へ。今日は渚滑線と相生線に乗る。両方共典型的なローカル線だった。昼に寄った遠軽はいい雰囲気の駅だった。美幌18:37発は旧客鈍行だ、オハ62-26に乗った。網走19:27着、喫茶店に入りピラフ大盛り700円を頼む、すごく美味かった。ただ、この店のテレビゲームはポーカーで、客が皆熱中してやっていた。色々な意味で大丈夫なんだろうか。22:14網走発(スハフ14-561)今までの夜行で一番空いていた。23時前に寝た。
 
北見滝ノ上駅
キハ40-230
 
開拓仮乗降場
 
キハ40-230
 
駅不明
タブレットキャッチ
 
8月18日 雨
 
 雨の朝だ、目覚めたら進行方向が変わっていた、6:13札幌着。深川からスタートして留萌本線・羽幌線・札沼線を巡る。深川からは、急行だがキハ40+キハ22のローカル仕様だ。増毛までの2両編成にはキユニ21-1が付いていた。石狩沼田から新十津川まで国鉄バスでショートカット。桑園に早く着いたので銭函と朝里に寄って札幌へ。ドライカレー大盛り600円で夕メシだ。急行まりも乗車口で待っていると、お姉さんがシャッター押してくださいと頼んできた。どこまで行くのと尋ねてきたので釧路までと答えると「あら残念、私達は稚内」と言った。本当に残念だ。急行まりもは50分前に入線してきた、22:10札幌発(オハ14-523)。いつものお休み放送は「寝台車が付いていますので・・・」的な内容だが、今日は「お休みのお邪魔になりますので、放送はこれをもって終了」させていただきます・・・」と自由席の客に配慮した内容で感動した。
 
札幌駅
急行大雪 14系
 
急行まりも 14系
 
深川駅
キ703
 
留萌本線の駅名票
 
増毛駅
キユニ21-1
     
キハ22-222
 
札幌駅
特急オホーツク キハ183
 
8月19日 雨
 
 目覚めると、右手に荒れる太平洋があった。5:45白糠着、15名程のファンと3名の地元客が降りた。北進まで1往復、終点は何もない林の中にあった。白糠に8時過ぎに戻り422レで帯広へ。帯広13:21発の士幌線に乗る。
1983夏ローカル線編その2へつづく
 
白糠駅
白糠線全駅 駅名表
 
北進駅
北への延伸の希望を込めた駅名だが、目標達成ならず
 
森の手前にエンドレールが
 
白糠駅
駅先の分岐地点
(右が白糠線)
 
3年後の同地点
 
白糠駅
旧客鈍行422レ DD51 527
1983夏ローカル線編その2へつづく