荷−5 ディーゼル機関車(DD16 304)
2010年2月 大糸線DD16日中ラッセル運転

2月6日 大雪一時曇

 日本海側に大雪警報が発令されている5日晩、夕メシ後に家を出た。橋本駅で友人を拾い中央高速を北へ。情報収集しながら目的地を絞る。白馬から先は大雪で、上信越道も黒姫より先は通行止めとのことで、これじゃあ到達まで危うく、ラッセルの運転が確実な高山本線へ行こうか迷ったが、結局豊科で降りて国道147号を行く。白馬まではスキー渋滞でノロノロ運転だ。白馬から先は吹雪でさらにノロノロ運転。セブンイレブンで買い物休憩をとった以外はノンストップで走り、雪に埋もれる大糸線根知駅に3時半着、同業者なし。雪レ運転ならば15分以内に来るはずだが・・・。4時頃に駅照明が点灯し来るのか!と期待が高まるが、4時半になっても動きなし。待っている間に道路の除雪車がやって来て、慌てて車を移動させようとしたら鍵を雪の中に投げてしまい探すのにひと苦労、汗だくになってしまった。結局スカられたようで、情報収集に糸魚川駅へ。こちらで仙台からのM氏と情報交換。DD16は一旦庫から出たが入ってしまった様子。どうやら強風で運転見合わせのようだ。 

糸魚川駅
10:07 DD16 304 エンジン始動、薄紫の煙を撒き散らす

 DE15ラッセルが富山に向かって出たとの情報を得た。発車してから1時間近く経つので、富山近くで待つことにし、高速で富山まで追っかける。富山機関区付近到着とほぼ同時にやって来たDE15 6をキャッチし、今日はこれで終了かなあと思いつつ、せっかくなので高山本線の鈍行を撮る(2本共キハ120だった)。この時だけは晴れ間が見えた。念のためと高速で再び糸魚川に戻る。が、相変わらず強風で大糸線も北陸本線も運転見合わせ中。 せっかくなので入場券を買ってホームからDD16を撮る。土曜日だけあって最大で20名近くの鉄道ファンで賑わう。風が強く冷たく手がかじかむ。ホームでは代行バスの案内が流れ続ける。DD16が整備のためかエンジンを始動させ薄紫の煙を撒き散らしいよいよ運転?と皆湧くがそれ以降動きなし。11時過ぎに駅を出てきときと寿司で腹ごしらえし、近くの空き地で休憩&仮眠タイム。
 13時過ぎ、徹夜と運転の疲れで爆睡している私を友人が叩き起こす。さっき糸魚川をDD16が出たという情報を得たとの事。早速国道148号を南下し追っかける。根知を過ぎた辺りで追いつく。小滝手前の姫川鉄橋で一発目をキメる。運転速度が低いので以降安全運転で追っかける。
 
小滝〜根知
上り 雪レ DD16 304
 
平岩〜小滝
上り 雪レ DD16 304
 
北小谷駅
上り 雪レ DD16 304  ホーム高さ以上の積雪があった
 
 上りは北小谷駅通過で終了し、下りを中土〜北小谷間の姫川鉄橋で待つ。時おり吹雪く中待つ事1時間、高めの速度で通過、再び追っかける。16時を過ぎ露出が厳しくなる、感度を上げず、リアルに暗めで撮影する。最終ポイントの頸城大野〜姫川間ではウィング全開が撮影でき満足ななか終了。糸魚川では駅に入らず踏切から入換を撮り終了。
 
中土〜北小谷
下り 雪レ DD16 304  吹雪が収まった間に通過した
 
平岩〜小滝
下り 雪レ DD16 304
 
小滝〜根知
下り 雪レ DD16 304
 
頸城大野〜姫川
下り 雪レ DD16 304  ウィング全開!
 
糸魚川駅
踏切を挟んで本線入換
 
本線から車庫へ入換
 DD16が庫に入るのを見届け、念のため信越本線の運転状況を確認すると、直江津から妙高にかけて大雪で不通との事、夜間に雪レが出そうなので直江津へ向かう。高速は上越高田ICから長野にかけて大雪のため通行止めになっていた。直江津駅に寄ると、強風の規制がやっと落ち着き富山行きの鈍行が大幅な遅延で発車して行った。21時過ぎにDE15 1538の雪レが発車し追っかけするが、高田までの渋滞で手間どり、沿線の雪壁が高く撮影できなかった。黒姫に到着後をバルブして終了。徹夜でヘロヘロだが家で寝たいと思い24時過ぎに高速に乗る。松代・諏訪と仮眠タイムをとり、友人宅経由で5時半に家到着(走行1050km)。