今なお活躍する国鉄型車両(EF81・D51・デキ108)
2020年12月 北関東のネタ拾い撮り(さようならデキ108号)

12月10日 曇のち晴

 群馬県富岡市で丸2日滞在することになり、その前後にネタがあったので、いい感じで絡めて行程を組んだ。
 自宅を早朝に出発し、下道で岩船へ。まずはキハ110郡山入場配給を2発。紅葉がきれいだったが曇りで残念、他に撮影者はいなかった。配給撮影後撤収していると、続行で211系ダブルパンタが来た。配給の小山の先へ追っかけも可能だったが、211系も記録しておこうと留まり、ダブルパンタの小山折返しまで待って撮影した。
※キハ110はJR型だが、「(配給される)荷」なので特別掲載

佐野〜岩舟
7:41 配8677レ EF81 139+キハ110-208

岩舟〜大平下
7:58 配8677レ EF81 139+キハ110-208

8:25 普通小山行 クモハ211-3034(ダブルパンタ)

9:46 普通高崎行 クモハ211-3034(ダブルパンタ)

 伊勢崎の洋食屋で昼メシをとり、高崎の機関区を覗いて、のんびり移動しても富岡に早く着いたので、上信電鉄を撮影し時間調整。元107系はJR型なので非掲載。夕方まで打ち合わせをして本日終了。
 翌11日はキャンプ場建設で終日過ごしてテント泊。明け方は1℃まで下がり寒かった。

高崎機関区
佇むDD51 842とDD51 895

こちらはEF64 1052とEF64 1001

吉井〜西吉井
14:11 500形 ぐんまちゃん列車

12月12日 曇一時晴

 最終日は10時前に撤収し、西松井田へ。晴れるとどこも逆光気味なので曇りを祈る。いい感じで曇ったところで鬼滅の刃とコラボした特別ヘッドマークを付けたSLぐんま号が通過。どっちのファンかわからないけど、撮影者と見物人多数だった。続いて秩父へ向かう。皆野町の手作り感満載のうどん屋で昼メシ、肉汁うどん美味し。
動画はこちら 
松井田〜西松井田
10:39 9135レ SLぐんま号 D51498+旧客+EF64 1001

 ラストは秩父鉄道の電気機関車デキ108号の引退記念企画の「快速秩父路デキ108号」を撮影。往路は秩父に着いているので、復路の熊谷行を大野原駅付近で待つ。ここも逆光ポイントなので曇りを期待する。デキ108の前に、貨物でデキ102が通過し、何で若番が先に廃車にならないのかとで調べたら、デキ102は1954年製で、デキ108は元は松尾鉱業鉄道のED502として1951年に製造(1972年12月秩父鉄道に譲渡)されたってことが分かった。車令でいえば、デキ108の方が3年古いのだった。待機中は曇りだったのに直前で晴れ、逆光になったところでデキ108がさようならヘッドマークを掲出してゆっくりと通過した。最近の鉄道各社(特に大手)のラストランは混乱防止のためにHM無しの残念な例が多いが、ラストランはこうでなくてはと思わせる正しい姿だった。

和銅黒谷〜大野原 大野原駅付近
13:09 上り貨物 デキ501

14:17 上り貨物 デキ102

14:42 快速秩父路デキ108号(さようならマーク付) デキ108+12系4両