今なお活躍する国鉄型車両(キハ40)
2020年1月18日〜22日 函館本線山線ラッセル(番外編 キハ40)

1月18日 晴

 大人の休日パスを使って5日間の北海道旅行。前半は山線ラッセルを狙う。東京6:30の新幹線で一気に新函館へ。新函館に雪はあまり無く、道路はアスファルトが出ていた。レンタカーに乗り換えて、茂辺地方面へ。途中にあったラッキーピエロで昼メシ用のチキンバーガーを買う。夕方までEH800を初撮影してから長万部へ向かった。
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当別〜茂辺地
12:58 上り鈍行 キハ40-1798 急行色

当別〜茂辺地
14:08 下り鈍行 キハ40-1815

山崎〜黒岩
16:38 上り鈍行 キハ40-1813

 17時前に長万部駅着、既にホームにラッセルが停まっていた。今日の下りは新ノロッコ色のDE15 1535だ。駅外れの跨線橋の上で発車を見送り追っかけ開始。R5に雪は無く快調に追っかけできた。当然、ウィングを広げることなく、比羅夫の手前まで7回撮影できた。倶知安のラーメンさんぱちで夕メシをさくっと済ませ、小樽からのラッセルを小沢駅で迎える。小沢駅のR5陸橋は34年ぶりだ。こちらも雪は掻かずに通過。倶知安に戻り、入換を撮ってから車中で仮眠し、2時過ぎの発車に備えた。

長万部駅
キハ40と発車を待つ雪111レDE15 1535
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1月19日 晴
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 倶知安駅近くで車を停めて3時間ほど仮眠した。アラームが鳴る前に目が覚めた。残念ながら雪は降っておらず、また回雪状態になりそうだ。ほどなくラッセルの点検が始まり、踏切から望遠で撮影する。点検が終わり小樽行の下りが発車した。上りは比羅夫〜倶知安間のサンモリッツ橋から撮影スタートするため、先回りする。往路と同様R5に雪は無く車も走っていなかったため、長万部まで10回撮影できた。ラッセルは長万部駅4番ホームに到着後、一旦小樽方まで引き上げて、また折り返して側線に留置した。留置後はウィングを広げ、点検したりこびり付いた雪を落としていた。明るくなるまでひと眠りして、長万部付近を行くキハ40やDF200を撮影した。14時前に撮影を切り上げ、二股らじうむ温泉旅館に向かった。温泉に浸かってから昼寝して、夕方の撮影に備えた。

倶知安駅
出庫点検中のDE15 1535とキハ40 ※JR型気動車は特別掲載

山崎〜黒岩
7:32 下り鈍行 キハ40-831

8:53 上り鈍行 キハ40-831

国縫駅
11:07 下り鈍行 キハ40-1813

二股〜黒松内  道道9号クロス
13:55 上り鈍行 キハ40-819他

 17時前に二股らじうむ温泉旅館を出た。 宿の夕メシを食べるため今日は熱郛駅までにする。今日の下りラッセルは朝の折返しのDE15 1542だ。今日も降雪は無くウィングは期待できないので、原色が目立つようサイド気味で撮影する。熱郛駅ではキハ150との交換をバルブ撮影した。直ぐに宿に戻り、夕メシをいただき温泉へ。露天風呂に使っているといい感じで雪が降ってきた。明朝を期待し21時前に寝た。
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1月20日 雪
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 アラームが鳴る直前に目覚めた。二股らじうむ温泉旅館から外を見ると雪が積もっている。昨晩から降り続いているようだ。急いで着替えて、宿を3時45分に出発した。雪が積もった峠道を慎重に下り、R5に出て熱郛駅に向かう。ラッセルの到着10分前に着いた。ラッセルは雪をホーム側に押し寄せて到着。私は急いで撮影ポイントへ先回り。昨日までと違い、ウィングを開き雪を跳ね飛ばし通過して行った。そのまま追っかけを開始して、長万部まで5発撮れた。ラッセルは長万部駅4番ホームに到着後、一旦小樽方まで引き上げて、また折り返して側線に留置した。留置後はウィングを広げ、点検したりこびり付いた雪を落としていた。その脇を始発のキハ40が通過したり、キハ150が入れ換えたりで賑やかだった。撮影後、二股らじうむ温泉旅館に戻り、温泉に浸かってから二度寝した。10時に二股らじうむ温泉旅館を出て、今晩の撮影地を下見をしながら小樽へ。途中、蘭越駅でキハ40山明号が停まっているのを見つけたので、駅とその先の区間で撮影した。

蘭越駅
11:02 下り鈍行 キハ40-1790他

蘭越〜昆布
11:07 下り鈍行 キハ40-1790

 昼は小樽名物の若鶏半身揚げを食べた。満腹になり撮影再開。銭函の海岸線を行くラッセルを俯瞰したかったが、吹雪いて見えないので海岸線に降りて線路沿いで撮影する。待つこと30分、風雪で身体がカッチカチになった頃ラッセル回送が通過。小樽築港へ急ぐ。小樽築港駅手前の踏切で、小樽からの折返し回送に間に合った。夜の部スタートまで4時間あるので、食料を調達して、蘭島〜塩谷の撮影地で待ち構えた。 銭函でラッセル回送撮影後、食料を調達して蘭島〜塩谷の撮影地で4時間待った。雪が小降りになった20時過ぎに倶知安行ラッセルが通過。期待通りウィング開で雪を跳ね飛ばして行った。道路に積雪があり、交通量も多いため追っかけは厳しく、小沢駅までで3回だけだった。
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1月21日 雪
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 一昨日同様、倶知安駅近くで車を停めて3時間ほど仮眠した。アラームに起こされ目が覚めた。雪はさらに降り積り、車も道路も雪に埋もれていた。黄色い道路除雪車が行き来していた。ラッセルの点検が始まり、踏切から望遠で撮影する。小樽行の下りは駅から2つ目の踏切で撮影した。上りはサンモリッツ橋だと吹雪いて見通しが悪いかもしれないので、倶知安の街外れから撮影スタートした。一昨日とは違い、道路に積雪があり慎重に走ったので追っかけが厳しく、長万部まで4回だけだった。しかし各所で豪快に雪を飛ばしてくれた。ラッセルの長万部駅構内の入換を撮影し山線ラッセル撮影全行程終了。R5を大沼に向けて走らせ、大沼湖畔の駐車場でひと眠りした。その後、大沼付近を行くキハ40やDF200を撮影して新函館へ向かった。レンタカーを返して、新幹線で新青森へ。この旅の後半は、リゾートしらかみや特急いなほに乗車して日本海を眺める。

落部〜野田生
8:22 上り鈍行 キハ40-831

仁山〜大沼
9:00 下り鈍行 キハ40-1800

9:00 下り鈍行 キハ40-1800

9:13 上り鈍行 キハ40-835
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1月22日 晴

 昨夜のきりたんぽ屋での余韻を引きずりつつ、秋田9時発の鈍行に乗り、701系のロングシートから日本海を眺めて酒田へ。男鹿線のキハ48以外、国鉄型に遭遇することもなく、このまま旅も終わりかとホームのベンチに座っていると、新潟方から急行色のキハがやって来たので慌ててカメラをスタンバイ。リバイバル塗装のキハ47だった。12時過ぎの特急いなほ6号で酒田発。車内で、秋田で買った特選牛めし弁当を食べた。新幹線に乗換の新潟では、そのまま隣のホームに新幹線が待っていて驚いた。いつの間にか地上駅でなくなって乗換が便利になっていた。東京まではあっという間で、お得に回れた、大人の休日パスの旅だった。 

秋田駅
8:55 男鹿へ向かうキハ48 4連

酒田駅
11:27 キハ47-1514+キハ40-587

入換えて留置線へ