今なお活躍する国鉄型車両(DE10)
2022年9月 只見線旧客(全線運転再開記念号)試運転

9月6日 晴

 10月に運転される只見線全線運転再開記念号の試運転が行われるとのことで、朝3時に会津へ向けて出発した。西日本に大きな台風が接近していて影響が心配だったが、峠を越えて会津地方に入ると青空が広がっていた。8時前に三島の道の駅に到着。満車表示だったがタイミング良く1台が出て行ったので、誘導員の指示に従い駐車した。第一橋梁は初めてだったが同行のSについて整備された登山道を上がり、鉄塔のふもとのベンチがあるところにセッティング、いい感じで水鏡が出ていた。鈍行2本通過後に風が出てきて水面が波打ちだした。雲がいくつか通過しだし、いつもの事と諦めかけていたが、通過前に雲は去り(全部ではないが)風が止み、水鏡が再び現れた。通過時は山の上に雲が残ったが、待望の水鏡は撮影できた。

会津桧原〜会津西方  第一只見川橋梁
10:39 試9441レ DE10 1651+旧客3両
会津西方〜会津宮下  第二只見川橋梁
10:41 試9441レ DE10 1651+旧客3両

 直ぐに撤収とはいえ、下りの登山道に撮影者が連なり、駐車場からの出発も時間がかかり、前方には大型バスそして交互通行多数と絶望的な状況ではあったが、只見手前まで2回追いついて撮影できた。この調子だと本番は1発しか撮れなそうだ。復路の撮影地を確保するため、只見駅への追っかけはせずに場所取りしてから、冷房の効いた車内でコンビニ弁当で昼メシにした。それにしても暑い、夏のようだ。

会津川口〜本名  第五只見川橋梁 水害に遭わず残った橋
11:26 試9441レ DE10 1651+旧客3両

会津蒲生〜只見  叶津川鉄橋
12:04 試9441レ DE10 1651+旧客3両

 復路のスタートは第八只見川橋梁から。只見川を渡らない岸に貼りついた橋だ。道路橋からも撮れるが、歩道が無く狭いためパトカーが巡回していて排除されていた。会津川口から先は追っかけが厳しそうなので、ここで終了した。仲間からの情報で、会津水沼付近で倒木があり少し止まったようだが、しばらくして運転再開して試運転は終了したようだ。鬼怒川経由でのんびり帰り、20時前に帰宅。思った以上の好天で満足の一日だった。

会津蒲生〜会津塩沢  第八只見川橋梁 川を横切らない橋
13:37 試9442レ DE10 1651+旧客3両

会津川口〜本名  山あいの集落を行く
14:04 試9442レ DE10 1651+旧客3両

会津中川〜会津川口  会津川口駅を発車し川沿いを行く
14:13 試9442レ DE10 1651+旧客3両