4−5(2) ローカル私鉄(鹿児島交通)
1984年3月 ブルトレ「はやぶさ」で行く さよなら鹿児島交通

    3月12日

  東京
  EF65 1102
今日から10日間九州のローカル線めぐりだ。旅の始まりは長年の夢だった、日本一豪華なA寝台個室での一夜だ。
東京駅へ16時前に行き九州ワイド周遊券を学割で18800円で購入し9番線に登ると、すでにはやぶさは入線していた。
16:45東京定時発車(オロネ25-12)。
 
  さくら EF65 1102
 
  ドアが並ぶオロネ25-12の廊下

    3月13日

  門司
  2番手のEF81 303


 3番手のED76 1012
 
入り江に沿って走る
22時間の長旅を終え、14:41西鹿児島着。
鈍行で伊集院まで戻り、列車代行バスで日置へ。
 
 オロネ25-12 A寝台個室内
薩摩大川
13:30 上り はやぶさと交換
 伊集院
 列車代行バス
日置でやっとディーゼルカーに乗れた。昨年の豪雨のため現在運転している区間は、日置〜加世田の間だけだ。それもあと4日で廃止になる。
16:38加世田着、雨が降ってきた。構内には今にも走り出しそうなピカピカのSLから原型を留めていない廃車体まで、色々あった。
17:00加世田発、列車代行バスで枕崎へ。この後、指宿枕崎線で西鹿児島に戻り、夜行急行かいもん に乗り自由席で一晩過ごし博多へ向かった。

九州ローカル線めぐり その1 へつづく
 日置
 キハ302
 加世田
 キハ106
 
良い雰囲気の加世田構内
 
気になるエ4
 
キユニ105
 
SL No.1
 
SL No.13
 
SL No.14
 
  SL No.14 はC12タイプのようだ
 
SL No.不明
 
キハ303
枕崎
不通区間の為、廃止まで、じっと動かず待つだけのキハ102
九州ローカル線めぐり その1 へつづく
 
 ・・・そして3日後・・・
    3月16日  鹿児島交通最終日前夜  九州ローカル線めぐり その1 からつづく
 
     西鹿児島
     キハ302
 
    3月17日  鹿児島交通最終日
 
西鹿児島
キハ302
今日は鹿児島交通最後の日だ、 鹿児島県婦人会館YHを6:20に出て、市電で駅へ。 西鹿児島から旧客鈍行で伊集院へ。鉄道運休区間を走る代行バスに乗換え加世田へ向かう。8:25加世田着、ディーゼルカーに乗り換え伊作へ、徒歩で吹上浜まで撮影して回る。
加世田
キハ301
 
キハ100たち
伊作
11:00 キハ301
南吹上浜付近
12:17 キハ303
 
南吹上浜付近
データ無し

撮影地不明
12:40 キハ100形
吹上浜からは、鹿児島交通を撮りに来ていた鹿児島の郵便局員Uさん夫妻の車に便乗させていただき一緒に回る。昼はラーメン屋で、とんこつラーメン+ご飯650円を食べた、こってり濃厚スープでおいしかった。夕方までUさん夫妻と行動を共にして、夕方加世田に送ってもらい、そこで別れた。
撮影地不明
12:43 キハ100形
 撮影地不明 S字カーブ
 13:59 臨時 キハ106
吹上浜付近
14:51 松林を行くキハ100形
伊作付近
15:02 キハ100形
阿古
17:42 キハ301他4連
撮影地不明 27キロポスト付近
時刻不明 キハ103
加世田
キハ100形に取り付けられた側面看板
もう一度加世田に出て、18:55発の最終列車日置行きに乗車する(キハ106)。TVのライトや鉄道ファンのフラッシュに見送られて発車した。車内は別れを惜しむ地元の方とファンで満員だ。19:52終点日置着、吹上浜YHの皆さんのギターと唄で迎えられた。この瞬間、鹿児島交通鉄道部門の歴史が終った。朝の逆ルートで西鹿児島に戻り、駅前食堂ふるさとでチキンライス大盛り500円を食べた。22:07発夜行急行 かいもんの自由席で眠り小倉へ向かった。
 
九州ローカル線めぐり その2 へつづく
 
記念式典を待つキハ106
 
鹿児島交通線お別れ式
伊作
19:20 下り最終列車と交換
 
19:52終点日置着
伊集院から乗った
旧客鈍行のサボ
九州ローカル線めぐり その2 へつづく